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2008年02月23日

2月20日付け沖縄タイムス朝刊

ネオキの会メンバー友利真由美さんのインタビュー記事が
2月20日付沖縄タイムス朝刊に掲載されました。

2月20日付け沖縄タイムス朝刊

以下記事の内容です。

[米兵暴行事件・緊急インタビュー](中)
ファイナンシャルプランナー・友利真由美さん
異常な日常に感覚まひ
「基地が経済自立を阻害」


 幼いころから「米軍人には近づくな」と両親に言われて育った。
女性が乱暴されたとか、裸で逃げていたとか…。
自身も十代のころ、米軍関係者とみられる男にミニバイクで追い掛けられたことがある。

 「米兵の事件が日常的にあるのは異常なことなのに、沖縄では当たり前みたい
になっている。みんな感覚がまひさせられてるんだと思う」

 普天間飛行場の米軍機のごう音がテレビの音をかき消す宜野湾市で育った友利
真由美(31)。
不動産業界で修業を積み二年前、ファイナンシャルプランナーとして地元に事務所を開いた。
不動産の有効活用や家計の相談にも乗る。

 千葉県の大学に在学中の一九九五年、海兵隊員による暴行事件を報道で知る。
基地に勤める友人も、米軍関係者と結婚した友人もいる友利には衝撃が走ったが、周囲の学生は無関心だった。

 今度の暴行事件ではインターネット上に、少女側にも非があるとか、沖縄は基
地でカネを引き出すのが得意だといった書き込みがあった。

「ひじゅるー(冷たい)と思う。実情を知らないから言えること。じゃあ基地をあげるよって言いた
いですね」

 基地が返還されると軍用地主の収入が断たれる、軍雇用員の職が失われるとい
った声もあるが
「基地は経済の自立を阻害している。ない方がいいに決まってる」と言い切る。
「土地があるなら活用して収益を上げるのが当たり前。本来のあり方に戻るだけでしょう」

 基地問題は難しくて敷居が高い…。そう感じていた友利は今、毎月一回ある会合に顔を出す。
新しい(ネオ)沖縄をもじった「ネオキの会」。
どうしたら住みよい沖縄にできるのか―。基地問題に詳しい国会議員や大学教員、実業家らを講
師に招き、十数人の主婦や学生、会社員らが語らう。

 「みんな関心はある。でもどうしたら、どこへ向かったらいいのかと迷っている」。
ネオキの活動がそんな思いの受け皿になれば、そしてつながりを広げていければ…。そう願う。

 「沖縄から基地をなくす夢の実現には長い時間が必要。なぜ幾度も事件が起きてしまうのか、事件をなくすにはどうしたらよいのか。足元の小さなことから考えていきたい」(敬称略)




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Posted by ネオキの会 at 16:01 │● メディア掲載 ●